メールサーバーをGoogle Appsに移してみました。
January 21, 2009

ことの発端
Entourageを使ってた理由
Macのメーラー Entourageを使っていたのですが、ここのところ調子が悪く、一度受けたメールを何度も受けてしまったり、また単純に動作が重く(多重にメールを受けているから重くなっているのも原因かも)なってきたので、別のメールソフトに切り替えようと考えていました。
そこで候補に挙がったのは、ThunderbirdとMac純正のMail.appでした。 もともとMail.appを使っていたのですが、ある事情でEntourageに移ったという経緯があり、Thunderbirdという選択肢しか無いかなっと思っていました。
Mail.appがやっぱり良さげだけど...
ただ、そのある事情さえを解消してしまえば、Mail.appを使うのが、他のMacソフトとの親和性が非常に高く(iCalやアドレスブックとの連携などなど)一番便利だと思い、そのある事情を解消することにしました。
そのある事情とは「coreserverでMail.appを使うと、何故か長めのメールが送れないというエラーです」Entourageだと、なぜか送れるんです。
その他にも、これはMail.appが原因では無くcoreserverの問題なんですが、Gmailからのメール届かなかったりします。
そんなこんなで、coreserver+Mail.appって組み合わせはあまりよろしく無く、しかたなくEntourageを使っている感じでした。
Gmailで受けちゃうという選択肢
GmailでPOP経由で、独自ドメインも受けちゃうって選択肢もあるのですが、実はこれ、メールの本文では分かり難いのですが、メールヘッダーの「Sender」あたりを見ると、独自ドメインではなく、Gmailのアドレスが表示されます。まぁ、気にしなければ良いことですが、私はメールアドレスを詐称している気がして好きになれません。
また、受け手側の設定によっては、メールが届かないこともあります。
これは、個人的な好みの問題ですが、メールを作成したり送信するのをブラウザで行うことが、どうしても好きになれず、メーラーはクライアントソフトを使っています。
そんなこんなで、私の中では、Gmailで独自ドメインを管理するって選択肢はありませんでした。
Google Appsでメールを管理するという選択肢
そこで気になったのが、Google Appsのメールです。 簡単に言うと、現在自分のサーバーにあるメールの領域を、Googleサーバーに移すってことです。上のGmailで受けるっての違いは、GmailでPOP経由で受けるということは、あくまでも自分のメールサーバーを、Gmailで見ているってことになります。
Google Appsのメールは、メールサーバー自体がGoogleのサーバーに溜まります。
また、「Sender」もちゃんと、独自ドメインのメールアドレスが表示されます。
容量も、7Gも保存でき、50アカウントまでは(50個までメールアドレスが作れます)無料です。
coreserverで問題だったMail.appとの相性や、Gmailからメールが送れないという問題も回避出来ます。
もし自前サーバーが落ちた場合も、Googleは動いている。どちらかと言えば、Googleサーバーの方が安全だと思います。
以上のことから、メールサーバーをGoogle Appsに移すことを決意しました。
手順(Value Domain版)
独自ドメインがあること前提です。 (Value Domainで無い方も、DNSの設定さえ分かれば手順は一緒です) 導入に当たって、下記のエントリーを参考にさせて頂きました。ありがとうございました!
HexaBlock: Google Appを独自ドメインで使う(5)
[tips] Gmailで独自ドメイン(Value Domain)を使う - いそっちノート
1. Google Appsに申し込む
ここからGoogle Appsに申し込みます。
100 アカウント以上 - 1 アカウントあたり年間 6,000円 99 アカウント以下 - 1 アカウントあたり年間 50 米ドル 50 ユーザー アカウントまで無料
50以上メールを作りたい人は、有料版になりますが、一般的には無料版で問題ないと思います。 ここでは、無料アカウントの申し込み方法の説明をします。
2. 申し込む作業
手順画面1. 「既存のドメイン名を使用する」のタブの「管理者: このドメインを所有または管理しています」をチェック、ドメイン名を入力を入力
手順画面2. 名前等必要な情報を入れる。
手順画面3. パスワード等の必要な情報を入れ、利用規約に同意して設定します。
3. メールを有効にする。
Google Appsのダッシュボードで、メールの項目にある『メールを有効にする』というリンクをクリック。DNSの設定を説明通り行う。
4. Value DomainでDNSの設定を行う
「Value Domain」にログイン後、[DNSレコード/URL転送の変更]>[(設定するドメインを選択)]>現在あるDNS設定の下に(メール関係の設定(メールの設定はmxで始まっていると思います)がある場合はそれを消した上で)下記の記述を追加する。
mx ASPMX.L.GOOGLE.COM. 1
mx ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 5
mx ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM. 5
mx ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM. 10
mx ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM. 10
mx ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM. 10
mx ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM. 10
txt @ v=spf1 include:aspmx.googlemail.com ~all
最後の1行はGoogleの説明には無いのですが、所有ドメインの偽装メールを防ぐ~SPFレコードの設定らしいです。
5. 設定を完了する
Google Appsの設定画面にもどって、画面の一番下の『指定した手順を完了しました』をクリックす。
6. しばし待つ
Google Appsのダッシュボードのメールの部分に『更新中』という表示が出ます。 しばらく待つと、アクティブという表示に更新されます。
7. 完了
これで、インストールは完了です。 ブラウザでGmail風の画面でメールの管理が出来ます。
続きは...
ちょっと長くなったので、続きはまた後日次のエントリーで書きます。
Mail.appでの使用方法・メールデータの移管方法・IMAPを使ってメールを管理する方法やiPhoneでのIMAPでメールを管理する方法などをご紹介出来たらっと思っています。
追記(09.01.23):続きのエントリー書きました。Google AppsとMail.app(IMAP仕様)

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