Google AppsとMail.app(IMAP仕様)

January 23, 2009

先日のエントリー(メールサーバーをGoogle Appsに移してみました。)の続きです。

Gmail

まずはIMAPについて

今回は、IMAPを使って諸設定をしますので、まずは、さらっとIMAP(アイマップ)についてのご説明。ご存知の方は流して下さい。

IMAPとは、メールサーバーの一つの仕様で、現在一番メジャーなPOP方式とは別ものです。

POPの場合は、サーバに届いたメールを、ローカルPCに受信した時点で、サーバーのメールを消し(消さない設定にも出来ます)基本的にローカルPC側でメールを管理するのが特徴です。

それに対してIMAPは、サーバー側でメールを管理します。ローカルPCでメールを受信しても、サーバーのデータは消さず保持します。基本的にサーバー側でメールを管理するのが特徴です。

IMAPのメリット

  • サーバーで既読や送信メール、削除などの情報を管理するため、複数のPC、またはメーラーとWebメール(Gmailなど)など複数の場所からチェックしても、いずれかで開封したものは、別のPCなどでも、開封状態になります。
  • 送信メールも複数のクライアントで同じように表示されるので便利です。
  • メールデータの全てが、サーバー側とローカル側の両方(または複数に)に保存されるので、もしもの時に安心

IMAPのデメリット

  • メールの全データをサーバーに保持するため、サーバー容量を多く使用してしまう。
  • IMAPを受けることが出来ないメールクライアントもあるようなので、一応環境を選びます。(Outlook,OutlookExpress,Thunderbirdなどでは、受信出来ます)

Google Apps側の設定

Google Appsのメールは、このIMAPに対応しているのも一つの特徴です。 Mail.appで閲覧したメールは、Google Apps上でも、既読になり、その逆もまた然りです。 非常に便利です。

設定方法

Google Apps設定方法
[設定] > [メール転送と POP/IMAP 設定] > [IMAP アクセス] >[ IMAP を有効にする]にチェックします。

Google Apps設定方法
これでGoogle Apps側の設定は完了です。

Mail.app側の設定

Mail.appの設定方法です。
[ファイル]>[アカウントを追加]
アカウント追加ウィザードが立ち上がります。

  1. アカウント追加

    • 氏名:ご自分のお名前を記入
    • メールアドレス: ご自分のメールアドレスを記入
    • パスワード:Google Appsへのログインパスワードを記入
  2. 受信用メールサーバー

    • アカウントの種類:IMAPを選択
    • 説明:ご自由にご記入下さい(メールボックス名として表示にされます)
    • 受信用メールサーバー:「imap.gmail.com」と記入
    • ユーザー名:ご自分のメールアドレス(@マーク以降も)
    • パスワード:Google Appsへのログインパスワードを記入
  3. 送信用メールサーバー

    • 説明:ご自由にご記入下さい(送信サーバー名として表示にされます)
    • 送信用メールサーバー:「smtp.gmail.com」と記入
    • 証認を使用:チェックする。
    • それ以下は、そのままOKです。
  4. アカウントの概要 設定状況を確認を問題なければ作成をクリック。

以上でMail.appの設定は完了です。

Google Appsのメールに過去のメールデータをインポートする。

過去のメールデータを、IMAPサーバーにアップロードすることで、インポートすることが出来ます。 mail.app

受信メールのインポート

受信メールには、[受信]メールボックス名がついた、フォルダーにコピーします。 コピーすることで、自動でサーバーへアップロドーされます。メールの量が多いと時間はかかります。

送信済みメールのインポート

受信メールと同じように、上の方にある、[送信済み]内のフォルダーにコピーしても、Google Apps内の送信済みフォルダーにはアップロードされませんでした。色々と試行錯誤の結果、以下の方法で、インポートすることに成功しました。

IMAPを設定すると、Mail.appのサイドバーにIMAP用のフォルダー([Gmail]名前と思われます)が現れます(恐らく一番したに)。

ここの、[送信済みメール]フォルダーに、ローカルに保存されたメールをコピーします。
コピーすることで、自動でサーバーへアップロドーされます。メールの量が多いと時間はかかります。

Google Apps (Gmail)画面で確認

アップロードが終わったら、Google Appsのメール画面にログインして、アップロードされているか確認して下さい。すべて完了していたら、過去メールのインポートは完了です。

iPhoneの設定

IMAPなので、iPhoneでも、Mail.appやGmail上と同じように、受信メール+送信済みメールの確認が出来ます。

携帯で受信メールのチェックは、転送などを利用することで一般的に出来ますが、別のクライアントで送信した送信済みメールがチェック出来るのは、IMAPのみです。

その為、他の携帯では真似の出来ない機能です。

設定方法

  1. [設定] > [メール/連絡先/カレンダー] > [アカウントを追加...] >[Gmail]を選択
    iPhoneでのGmailno設定
  2. Gmailアカウントの詳細を設定し、保存する。

以上で、設定完了です。

完了

以上で、すべての設定を完了しました。 Mail.app+Gmail+iPhoneっと異なる環境で、全く同じメール環境が手に入ります。
非常に便利な機能なのに、基本的に無料なので、是非お試し下さい。